プログラマーはとても将来性のある職種です

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「プログラマーって大変っていう話を聞くし、給料もそれほど高くない。将来仕事としてやっていくには魅力がない。」このような噂を聞いて職業の選択肢から外している、そのような方はいないでしょうか?果たしてその見方は正しいでしょうか?

本記事はプログラマーの将来性について考察します。

プログラマーは将来性のある職種です

僕は、プログラマーという職種は非常に将来性のある職種と考えています。将来、非常に市場価値の高い職種の一つになると考えています。

プログラミングスキルを持った人材はなぜ市場価値が高くなるのか、そのポイントを説明します。

プログラマーはこの先「引く手あまた」になる理由

プログラマーはこの先引く手あまたになっていく職業です。

それは以下のような背景があるからです。

次々に生まれる新しいデバイスや新サービス それを支えるソフトウェア

スマートフォンやタブレット、BTイヤホンやAIスピーカーなどの新しいデジタルデバイスが日々開発されています。

またSNSやチャットアプリ、ビデオカンファレンス、動画配信サービスなどのクラウドサービスが日々生まれています。また、フードデリバリーや中古品売り買いサービスなどのクラウド連携型のリアルサービスも日々新しいものが生まれています。

これらデバイスやサービスは、すべて、その内部ではソフトエンジニアが作ったプログラムが動いていています。例えばスマートフォンやタブレットやBTイヤホンなどのデバイスは内臓部品を制御するため組み込みソフトウェアというものが動いていています。また、SNSやビデオカンファレンスなどのクラウドサービスはブラウザ用言語や、サーバーサイド用の開発言語で開発されています。

国内では慢性的なソフトエンジニア不足

IT人材白書2020によれば企業のIT人材の過不足感は年々増しており、不足していると感じている企業が非常に多く、その傾向が年々悪化しています。

IPA「IT人材白書2020」 IT人材の“量”に対する過不足感

経済産業省の調査では、今後2030年までに国内では最悪シナリオで79万人、中間シナリオでも45万人のIT人材が不足すると予測されています。

海外ではIT事業投資を強化

グローバルな側面で見ると、世界のIT事業をけん引する米国において、米国のICT投資額の推移は右肩上がりです。

特にソフトウェアへの投資額の増加が増えています。これはソフトウェアの重要性が高まていることを示しています。ソフトウェアへの投資≒人件費とみなせることから非常に多くのソフトエンジニア人材が求められていることが分かります。

米国のICT投資額の推移の図 令和元年版 情報通信白書

AI、IoT、ビックデータのビックトレンドが待ち構えている

ここ近年のAI関連の技術発展と普及は目覚ましいです。この傾向は当面衰えることがなさそうで、IDC Japan株式会社の世界のAIの支出額に関する調査結果によれば、AIに対する世界全体の支出額は今後4年間で2倍に増加し、2020年の501億ドルから2024年には1,100億ドル以上に達する見通しとなっています。

また5G通信網の普及に伴いIoT(Internet of Things)が普及すると予測されています。実際、多くの企業が積極的な投資に乗り出しています。例えば農業分野におけるIoTでは農業機械や水温センサーなど多くの機器やセンサーとつながり、効率的な農業が試行されています。町中に環境センサーを取り付けたスマートシティの実証実験も始まっています。これまでネットにつながるのはパソコンやスマホでしたが、パソコンやスマホ以外の機器がネットに接続されるようになります。

AIやIoTやビックデータのテクノロジはソフトウェアによって実現されています。例えばAI分野では主に汎用的プログラミング言語である「Python(パイソン)」を使って開発されています。IoTデバイスは内臓部品を制御するためには組み込みソフトウェアが必要で、それらは主に「C言語」や「C++言語」で開発されています。

ソフトエンジニアの争奪戦が始まる。市場価値は上がり平均年収は上昇する

2020年以降もデジタルテクノロジの発展の勢いはとどまることを知りません。ここ数年の傾向を見ても、さらに加速していくことが予想されます。次から次へと新しいデバイスやサービスが生み出され、私たちの生活や社会の基盤になっていきます。

デジタルテクノロジの今後の継続的な拡大が予測される一方で、その作り手であるソフトエンジニアは人材不足が続いています。これはすなわち、ソフトエンジニアの市場価値が今後ますます高まっていくことを示しています。

ニーズがある中で供給が少ないと企業は給与額を上げて人材確保に乗り出します。企業によるソフトエンジニアの争奪戦が始まります。人材も需要と供給のバランスによって成り立ちますので、平均年収が上昇することになります。

まだプログラミングを習得していないなら身に付けましょう、すでに習得している方は継続してスキルを高めましょう

プログラミングを習得してスキルを身に付けることは自身の市場価値を高めることにつながります

プログラミングはこの先10年、20年を生き抜くための身に付けておくべきベストなスキルです。

まだプログラミングを習得していなければ身に付けましょう。すでに習得している方は継続してスキルを高めていきましょう。

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